〜獅子系〜

 

 


 

 

 

渦潮王龍丸海龍獅子

 

採光=◯ 性質=◯  

葉幅5cm  内外

二面竜、総雅糸竜、鎌葉、剣葉、折り熨斗のような

剣葉を現し、獅子の中では多芸品種である。

非常に巻きが強く個性がある。

 

採光=◯ 性質=◯  

葉幅4cm 葉長25cm 内外

古くからの品種「飛竜」に図が現れたもので、

千代田系である。今の万年青界では手に入れるのも

難しく、値段も高価。

 

採光=◯ 性質=◯  

葉幅1cm 葉長3cm 内外

巻き方が力強く、何箇所で折り曲げたように

角巻きになり男らしい印象な木。縞覆輪は希少で

手に入れるのも難しく高価。

 

 

 


 

 

 

 臥牛獅子 賀茂鶴 冠月
   
 採光=◯ 性質=◯  

中小型の羅紗系獅子で、葉肉はとても厚く

ゆったりと巻く姿は羅紗系の代表といってもいい

ほどの姿。3年葉を持たせるに苦労する方が多いが

2年葉で総雅糸になった姿でも十分魅力がある。

 

採光=◯ 性質=◯  

葉幅5cm  内外

羅紗獅子としては中小型で葉繰りのいい方。

総雅糸にはなりにくいが、艶消しの地合いと

太い首元、葉の厚みが重量感をだし非常に魅力がある

 
 採光=◯ 性質=◯  

宮城県で「四海波」と「鶴の舞」の交配により

作出され、「渡の波獅子」呼ばれていた。

葉繰りがよく、緩やかに巻き、低い総雅糸竜と

葉もちのよい姿はとても魅力がある。

 

 

 


 

 

 

 

 旭光獅子 五万石 金剛獅子
   
 

採光=◯ 性質=◯  

現在市場に出回っているの縞覆輪の木が多いが、

本来は写真のような縞覆輪の図が本来の姿。

ですが縞覆輪でも十分に鑑賞価値があり。

高い人気を誇る。

 

採光=◯ 性質=◯  

獅子としてはやや小型の部類に入る。地合いはきめ

細かく艶があり、見所はそこからくる絹雅糸だ。

そこから剣葉、玉竜を現し、芸が激しく縞甲竜

タイプの獅子。非常に人気がある。

 

採光=◯ 性質=◯  

柔らかな獅子芸に、鮮明な胡麻斑、そして高い甲竜を

現し、覆輪は白い。若いうちはそこまで深くないが、

年を重ねるにつれ深くなっていく。縞柄が多い獅子の

中で、一風変わった雰囲気がある。

 

 


 

 

 犀竜 四君子 獅子童子
   

 採光=◯ 性質=◯  

巻きが非常によく低い雅糸竜の中に玉竜を現す。

葉繰りは非常によく、三年葉は軽く持つと言われている

小柄ながら非常にボリューム感があり、

玉姫を少し小さくしたような木とも言われる。

採光=◯ 性質=◯  

獅子系の代表的な品種。粗い地合いをもち、

若いうちは高い甲竜を現し、成長するにつれて

低い総雅糸竜を現す。巻き方は強く、折れ曲がるような

角巻きをみせる。縞覆輪は希少で高価。 

採光=◯ 性質=◯  

あまり広葉ではないが、巻きは非常によく、

低い総雅糸竜と玉竜をかける。子上げは良い。

葉繰りの良い品種で3年葉は楽にもつ。

葉長 10cm 葉幅 1.5cm 内外 

 

 

 


 

 

 春雪 須恵の舞 石鵬
   
 採光=◯ 性質=◯  

葉幅3cm 葉長13cm 内外

艶消しで、葉肉の厚くボリュームがあり、

生木になるにつれて、雅糸竜が現れる。

肉厚の葉の割に巻きがよい。

 

 採光=◯ 性質=◯  

葉幅は広く、地合いの厚い葉は、大きくよく巻き

千代田獅子の特徴を十分に出している。

低い甲竜、熨斗葉などを現し、少ない芸ながら、

とても魅力がある。

採光=◯ 性質=◯  

麒麟系の縞獅子に突然純白の図が現れたもの。

一時期は鶴の舞の図と呼ばれた。

縞覆輪の図なので、少し大きくなりにくいのが

この木の難しいところ。

 

 

 

 


 

 

 

 瀬戸の舞 玉獅子の虎 玉姫
   

 採光=◯ 性質=◯  

和羅紗と言われる厚い葉肉を持ち大きく丸く巻く。

葉幅は8cm内外にもなり、ボリューム感溢れる

姿でとても個性がある。深い覆輪に黄色味帯びた

縞が入り、高い甲竜も入る。

 採光=◯ 性質=◯  

明治はじめ頃からある「玉獅子」に虎が現れたもの。

葉は艶消し地になり、紺性もよく、その葉に入る

濁りのない白い虎はとても美しい。

この木も性があり、良い性の木は高価だ。

 採光=◯ 性質=◯  

幅広い葉一面に高く盛り上がる総雅糸竜を現し、

玉竜、跳ね竜を現す。葉肉の厚い多芸品種であるが

とても巻きもよく、とても人気がある品種。

写真の木の跳ね竜に注目してほしい。

 

 

 


 

 

 

 

 

 長誉の舞 鶴の舞 白鳳獅子
   

 採光=◯ 性質=◯  

白斑系獅子首元太く、腰高の容姿に幅広の葉は角巻に

強く巻き込む。白斑は明るく一目で判別がつく。

甲竜を主体に低い雅糸竜などの葉芸は白斑獅子の

特徴を消すことなく気品がある。

採光=◯ 性質=◯  

波を打ちながらよく巻き込む葉は、変化をみせ

時には巻き上げるような葉現す。葉芸は低い雅糸竜

を中心にびりを打った甲竜を現し、たまに鈴虫剣を

現す。縞も安定感があり作りやすい。 

採光=◯ 性質=◯  

実生で生えた白斑の獅子に突然変異で虎が現れたもの

細かく散りばめた白斑の淡い縁の中に、キレの良い

雪白の虎が大きく入る。「玉獅子の虎」に白斑を

加えたような感じで一度は手がけてみたい木だ。 

 

 

 


 

 

 白竜峡 濱飾 舞子獅子
   

 採光=◯ 性質=◯  

「縞甲竜」×「白竜母」の交配により生まれたもので

千代田斑の血筋を引いた地合い、紺性が強く照りが

強い。葉はやや細めで葉元から葉先まで低い総雅糸竜

と高い甲竜を現す。また随所に玉竜も現す。 

 採光=◯ 性質=◯  

新芽の出芽は白く、幽霊葉のように伸び出す。

勘違いして具合が悪いのではないかと、言う方も

いますが、正常な状態なので安心して芋吹きを買って

もらいたい。特徴がしっかりしていて人気。

採光=◯ 性質=◯  

葉の中央に高い甲竜を現し、その外側にしかみ程度の

低い雅糸竜を現す。葉芸は単調だが角巻に大きく巻き

時には巻き上がる。現在出回っている木は縞覆輪が

多いが、本来はそこに虎柄も入る。 

 

 

 


 

  

 

 夫婦獅子 龍虎の舞 輪波獅子
   

 採光=◯ 性質=◯  

葉幅広く、葉先は鋭く尖る。そこに深い覆輪、甲龍

雅糸竜を現す。葉は強い角巻きで、時にはその葉を

巻き上げる。首はとても太くなり、獅子の中でも

とても迫力がある品種だ。縞覆輪はない。

採光=◯ 性質=◯  

紺性強く、葉の中央にビリの強い甲竜を葉先まで

現し、低い雅糸竜を現す。葉芸が単調だが強い角巻で

時には巻きあげる葉もあり、迫力を出してくる。

今では少なくなり手に入れるのは困難。 

 採光=◯ 性質=◯  

獅子系統の中では、葉が薄く葉も細めだ。

だが葉が薄いのもあり図柄が入りやすく楽しめる。

葉の中央にビリの強い高い甲竜を現し、稀に

短い剣葉を現すこともある。